頻回授乳で母乳をあげてるのにおっぱいが張らないのはどうして?

おっぱいにはそもそも張る乳(溜まり乳)張らない乳(差し乳)があります。
張る乳の人は、赤ちゃんを産んで間もない頃からおっぱいがパンパンに張ってしまいますし、張らない乳の人はいつまでたっても張りません。

張らない人から見たら、張るおっぱいは本当に魅力的ですが、実は張らない乳(差し乳)の人の方が母乳育児を行う上でメリットが多いのです。

張らない乳(差し乳)のメリット

差し乳・張らないおっぱい

差し乳の方は確かに最初は満足のいく授乳ができませんが、一旦リズムを作ってしまえば、赤ちゃんが乳頭を加えただけで、それが信号となって母乳が作られ、新鮮な母乳を常に与えることができるのです。

これが溜まり乳の場合だと、常に「作り置き」のおっぱいを赤ちゃんに与えることになってしまうため、母乳育児のメリットが半減し、また乳腺炎のリスクも高まります。

もともと差し乳という母乳の構造が哺乳類として当然の形なので、自信を持っていいことなのです。

どうしてもおっぱいが出ない時はどうすれば??

そうは言っても、肝心のおっぱいが「出ない!」という時はどうすれば良いのでしょうか。

【母乳がほとんど出ていない状態からスタートする場合】

母乳は赤ちゃんに吸ってもらうことで生成される仕組みになっています。気の遠くなるような長い歴史の中であなただけ「母乳が出ない」なんてことはありませんので、根気強く吸わせてください。

初産の場合、乳管が一本も開通していないことがあります。赤ちゃんの吸う力が弱ければ自分で乳頭部分を縦にしごくと4~5本の乳管が開通しますので、そのあとは赤ちゃんに吸ってもらって残りの乳管も開通させましょう。

【母乳が出ているが十分な量を飲ませられていない場合】

頻回授乳を行いたくさん吸わせているのにおっぱいが張らないというあなたは、正真正銘「差し乳」の素質を持っていることをまず喜んでください。

乳管は片方の乳頭に約20本あります。その乳管がすべて開通できておらず、ちびちびとしか母乳が出ていないことが考えられるので、乳管を開通させるためのマッサージを助産院等で受けられるのがいいと思います。

自己流のマッサージはかえって血流を悪化させしこりを生み出す原因になったり、自分でも気づかないほど初期の乳腺炎にかかっていた場合に「化膿性乳腺炎」「乳腺腫瘍」を引き起こす可能性があります。

差し乳は才能

張ったおっぱいが段々と差し乳になることはありますが、最初から差し乳であることは生まれ持った才能だと言っていいでしょう。

せっかくの才能を生かすも殺すもあなた次第ですが、この才能を捨てて完全ミルク育児に移行してしまうのは本当にもったいないことです。イラスト

今が一番辛い時期だとは思いますが諦めずに吸わせ続けてください。その差し乳は赤ちゃんの成長に大きく貢献するはずです。

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2015年11月23日 頻回授乳で母乳をあげてるのにおっぱいが張らないのはどうして? はコメントを受け付けていません。 母乳育児と母乳不足