親子で母乳の分泌は遺伝する?なぜ自分だけ出ないの?

妊娠中に家族やママ友間で良く話題にあがるのが、出産後の母乳量について。

「うちの親は完母で育てたから良く出る家系なのかなぁ?」
「私は全然出ない体質だったからあなたも出ないわよ」
「ミルクで育ったみたいだし、母乳はあまり出ないかもしれない」

よく耳にしますね。確かに、体格や身長の遺伝性は明らかに「存在する」と言われていますが、こと母乳量に関する遺伝性については「無い」と言われています。

母乳の遺伝性の真相

母乳量や母乳の質に関しては、「遺伝」というよりも、トレーニングによって身につける「技術」に近いです。母乳の分泌が良いか悪いかは、出産直後から頻回授乳を心がけ、たくさんおっぱいを吸わせているかが重要になっていて、その手間が今後の授乳生活を楽にします。

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しかし、全て遺伝しないわけではなく、体質の一部は遺伝することがわかっています。体質的に太りやすい、ある栄養に関して過剰に体が反応するなど、健康面に関する間接的な母乳への影響です。

母親世代はミルク全盛期

ママのお母さん世代が昭和30年代の場合、母乳は「貧乏人の飲み物」と言われていたミルク全盛時代です。この時代のママ達は、「母乳よりミルクを飲ませるべき」という考えが一般的で、今のような母乳崇拝の考えではありませんでした。母乳が出なかったと言うより、与えようとしていなかったんです。

この事例からも、母乳の遺伝性については考えられず、また何万年と続いてきた私たち「哺乳類」としての生き方が否定されるようなことは決してないのです。

確かに体質的な問題が完全にないとは言えません。出にくいママもいます。ただ、自分が母乳が出ない原因を「遺伝」と片付けてしまうのはただのエゴですよね。実際に飲むのは赤ちゃんなのですから、今できることを見つけて自信をもって母乳育児に取り組んでみてくださいね。

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2016年1月26日 親子で母乳の分泌は遺伝する?なぜ自分だけ出ないの? はコメントを受け付けていません。 母乳育児Q&A