直母じゃなくても大丈夫?早産の母乳に含まれる栄養素

早産で産まれた低出生体重児の赤ちゃんは、免疫機能などが未熟なため、医師のOKが出るまで新生児集中治療室で過ごします。そのため赤ちゃんが保育器で過ごしている間、抱く事も直接授乳もできません。

ただ、そんなに心配することが無いのも事実。
むしろ正常に生まれた赤ちゃんよりも高い栄養価の母乳を与える事ができるんです。

早産でも問題なし!栄養満点の母乳をあげることができる

母乳は赤ちゃんにとって完全栄養食と言われるオーダーメイドですが、早産によるママの母乳は正産期に産んだママの母乳とは成分が異なります。

未熟に産まれた赤ちゃん用に、通常の母乳よりも脂肪濃度が高く、たんぱく質、ナトリウム、ミネラル、免疫物質などが多く含まれているのです。

1ヶ月程度で普通の母乳と成分が変わらなくなると言われていますが、未熟な赤ちゃんをサポートするためにもっと特別に作られていると思うとママの体は改めて凄いと感じますね。

体重が1800gを超えれば、赤ちゃんはおっぱいに吸い付ける力が付き、直母が可能になります。それまではチューブなどから搾乳した母乳を与える事になるので、最初はあまり母乳が出ないと思いますが、おっぱいマッサージを行ったり乳頭を刺激するようにして直接授乳ができる日に備えましょう。

まとめ~母乳の神秘

早産の母乳 正常の母乳
栄養分 正常の母乳より脂肪濃度が高い。
たんぱく質、ナトリウム、ミネラル、免疫物質などが多い。
たんぱく質、ナトリウム、ミネラル、免疫物質などが適量含まれる。
直母 不可
特徴 低出生体重児の赤ちゃんに母体が対応し、分泌される母乳の栄養価が高くなる。 その時の赤ちゃんに合わせた最適な母乳が生成される。

早産で生まれ、体重が著しく軽かったとしても、そのまま将来において身体が小さいままなんてことはありません。今回のテーマからも分かるように、また母乳育児マニュアルでも解説しているように、母乳は“今の”赤ちゃんにとって最適な母乳が生成されるようにプログラミングされているのです。

従って、「早産の母乳の方が優れている」という、優劣関係があるわけでもないので誤解しないようにしてくださいね。基本は母体の健康管理がキモになります。我が子に会えない不安な気持ち・直母できない焦る気持ちも分かりますが、赤ちゃんは元気に育っていますので、今できることを実践していきましょう。

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2016年1月24日 直母じゃなくても大丈夫?早産の母乳に含まれる栄養素 はコメントを受け付けていません。 母乳育児Q&A