授乳中・母乳育児のカフェインは危険ばかりではない

「授乳中のカフェインは危険!!」

今やママの常識かもしれませんが、本当に危険なのでしょうか?

最近のニュースではコーヒーを1日に1杯以上飲む人は、飲まない人より長生きすると「長寿の秘訣」のような言い方がされたり、ストレス緩和、うつ病改善のためにむしろ授乳中のカフェイン摂取を無理に抑える必要はないと提言する方も出てきました。

良い面も悪い面も同じように語られている原因は、カフェイン本来の効果が実はよくわかっていないからなのです。

授乳中の危険性についても、何かの理論をむりやりこじつけただけで、どれも科学的な根拠があるわけではなく、日本人が素直にそれに従ってしまうのもどうも国民性のような気がします。

無理に自分の行動を抑制する必要はない

カフェインは母乳育児に本当に危険なの?

もちろん授乳中のカフェイン摂取を「推奨」しているわけではありませんよ!

ここで言いたいことは、我慢をしてまでカフェインを抑制する必要はないということです。ラーメンだって、ケーキだって、焼肉だって、「絶対に食べてはいけない」わけではないのと同じで、節度があればカフェイン摂取も問題ないということです。

我慢我慢我慢…では母乳育児は絶対に継続できません。

新生児(生後1ヶ月以内)は確かにママの我慢が必要かもしれませんが、

「1ヶ月経ったらラーメン食うぞ~」

と、むしろ自分自身にもご褒美を与えてそれをモチベーションにしてほしいと思います。

カフェインの本当の効果

カフェインは確かに母子にとって「良いもの」ではありません。

ただ、言われているほどの危険性はなく、これによって子供が死に至ったり、未熟児に育つということはありません。

興奮作用はない

よくカフェインの摂取について「興奮作用があるからよくない」ということが言われます。しかしカフェインには興奮作用はありません。

カフェインが持つ効果は「その状態をキープすること」
「眠気覚まし」の効果より、「時間を止める」効果の方が強いのです。

ストレスが緩和される

カフェインを摂取すると落ち着いたり、リラックスしたりする効果があります。これはGABAというストレス解消物質が生成されているからです。

逆に毎日コーヒーを飲んでいたのに授乳をきっかけに「コーヒー断ち」された方は、間違いなくストレスが溜まっています。今までストレスを撃退するために生成されてきたGABAが生成されていないからです。

違う形でストレス解消できている方はいいのですが、育児ストレスを感じていないなんて方は極少数だと思います。

プラシーボ効果でもコーヒーの恩恵は受けられる

プラシーボ(偽薬)効果によるコーヒーの摂取とは、つまりノンカフェインのコーヒーを飲むということ。

脳は良い意味でも悪い意味でも単純なため、ノンカフェインのコーヒーでも体のリラックス効果やストレス緩和効果の恩恵を受けることができます。これは米国の研究チームが、日常的にコーヒーを飲む人たちにノンカフェインのコーヒーを与えて実験をした結果だそうです。

授乳中もストレスなく続けたいのであれば1週間に1回程度、本当のカフェイン入りコーヒーを飲み、他の日はノンカフェインを飲むと効果的でしょう。

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2015年11月21日 授乳中・母乳育児のカフェインは危険ばかりではない はコメントを受け付けていません。 母乳育児と食事