産後の授乳で便秘に…便秘対策には食物繊維より水分補給

授乳という行為は、全身の養分が赤ちゃんに吸われている感覚になりますが、最も奪われているのは水分であるという基本的なことを忘れないようにしてください。

鉄分やら葉酸やらビタミンやら、そうしたものももちろん大切ですが、母乳の99%は水分で構成されており、真っ先に奪われてしまうものなんです。

エリママも授乳中の便秘にはひどく悩まされ、ヨーグルトゴボウなど、乳酸菌・食物繊維類を積極的に摂るようにしていましたが改善は見られず、病院に行くことにしました。そこで言われたのが「水分不足」だったんです。

授乳期は積極的な水分補給を

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お医者さんや助産師さんって自分の専門分野以外のことは結構知らなかったりするんです。

助産師さんに便秘に悩んでいることを伝えても「ヨーグルトを食べなさい」とか「食物繊維を摂りなさい」とか表面的なことしか教えてくれず、もちろんこれも大切なんですが、その根拠もなんか曖昧だったりするんですよね。

それで思い切って便秘の専門医に行った時、水分量が全然足りていないことを知ったんです。

ママに必要な水分量

成人女性に必要な水分量は1日約2.2リットルだと言われています。

これすらも今までクリアできていないことをその時初めて知ったのですが、更に母乳を与えるママとなると、+1リットル、つまり1日3.2リットルもの水分を摂らなければならないというのです。

全身の水分は、汗・尿・呼吸の三方向から放出されます。しかし子供を産んでママになると、新たに「母乳」という形で4方向目が誕生するんです。

これによって慢性的な水分不足・便秘になるママが急増しているのだと教えてくれました。

水分不足が便秘に与える影響

もともと人間の体は60%以上が水分で構成されていて、「生命活動上最も重要な成分」と体の中で位置付けられています。よって、水分が過剰の状態にならない限り体から排出するようなことはないんです。

実際に体に取り込まれた水分は、小腸内で80%が吸収され、大腸で残り20%が吸収されます。それをオーバーする水分(体が不要と判断した水分)だけが便のカサになります。

つまり、もともと水分が不足している方は便に水分が含まれず、カチカチになり便秘になってしまうんです。そこに拍車をかけるように母乳としても出て行ってしまうため、便秘が深刻化するわけです。

積極的な水分摂取がママの便秘対策!

ヨーグルトやゴボウは腸内環境を整え、便のカサになるためもちろん必要です。しかしこれは「水分ありき」のこと。食物繊維も水分を含まないと全くカサになりません。

以前「うんちが出ない!消化が良い母乳で赤ちゃん便秘になるのはなぜ?」で赤ちゃんの便秘について解説しましたが、実は赤ちゃんよりもママの方が便秘になりやすいんです。

3.2リットルという水分の摂取は容易ではありません。一気に飲んでしまえば腎臓にも負担がかかってしまうため、意識的にちびちび飲み続けなければならず更に大変かもしれませんが、ママが体調を崩して真っ先に影響を与えてしまうのは赤ちゃんです。

自分の便秘対策にも、赤ちゃんの健康管理のためにも水分の摂取を心がけるようにしましょう。

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2015年11月26日 産後の授乳で便秘に…便秘対策には食物繊維より水分補給 はコメントを受け付けていません。 母乳育児と便秘